乱数生成

このモジュールは Python 標準ライブラリの random モジュールをベースにしています。このモジュールはランダムな振舞いを生成する関数を持っています。

このモジュールにアクセスするには、以下を行う必要があります:

import random

以降の例では、これが行われていることを前提としています。

関数

random.getrandbits(n)

n 乱数ビット数を持つ整数を返します。

警告

基本となるジェネレータ関数は最大で 30 ビットを返すため、 n は 1〜30 の値のみにできます。

random.seed(n)

乱数ジェネレータを指定の整数 n で初期化します。これは、与えられた開始状態(n)から再現性のある決定論的なランダム性を与えます。

random.randint(a, b)

a <= N <= b となるような整数の乱数 N を返します。これは randrange(a, b+1) と同等です。

random.randrange(stop)

0 から stop 未満までの間で無作為に選択された整数を返します。

random.randrange(start, stop)

range(start, stop) から無作為に選択された整数を返します。

random.randrange(start, stop, step)

range(start, stop, step) から無作為に選択された要素を返します。

random.choice(seq)

空でないシーケンス seq からランダムな要素を返します。seq が空の場合は、 IndexError が発生します。

random.random()

range(0.0, 1.0) から無作為に選択された浮動小数点数を返します。

random.uniform(a, b)

a <= b の場合に a <= N <= bb < a の場合に b <= N <= a となるような浮動小数点数の乱数 N を返します。